PICサーボセンター バージョン2
PICサーボセンター バージョン2
 リンケージをする時にサーボを中立状態にしてリンケージするのは基本ですが、これがなかなか面倒で、送信機と受信器にバッテリを用意してと以外に大掛かりです。そこで、PICでサーボの中立位置の信号を出してやれば、他に用意するものはバッテリだけで済みます。そこで、考えたのがPICサーボセンターです。
 このPICサーボセンターは、バージョン2になります。先回のものは、サーボホーンを中立位置にするだけのものでしたが、バージョン2は、ボタンを3つ使って、中立位置はもちろん、左右にゆっくり動かすことができます。
 そして、中立位置調整機能とデフォルトセット機能を追加しました。使用方法を次に箇条書きにしました。
  • 稼働モードは、NUETRALボタンを押すと中立位置、UPボタンを押すと順方向へゆっくり動く、DOWNボタンを押すと逆方向へゆっくり動く、
  • 稼働モード中の状態LEDは、点灯です。
  • 設定モードは、UPボタンとDOWNボタンを両方押しながら電源を入れると設定モードになり、UPボタンとDOWNボタンを使って中立位置の調整します。登録は、NUETRALボタンを2秒以上押しつづけてください。
  • 設定モード中の状態LEDは、はやい点滅です。
  • デェフォルトセットモードは、初期状態に戻す操作です。3つのボタンをすべて押しながら電源を入れます。ボタンを2秒以上押しつづけると初期状態に戻ります。
  • デェフォルトセットモード中の状態LEDは、ゆっくりの点滅です。
PICサーボセンターの完成

部品表
PIC : PIC12F675 1本
抵抗 : 200Ω 1/6W 1本
抵抗 : 1KΩ 1/6W 1本
スイッチ : 押しボタン 3本
LED : 高輝度 1本
コード他 : 1式

回路図
PICサーボセンター2回路図

PIC12F675のソース ServoCnt.asm (21KB)
PIC12F675のHEX ServoCnt.hex (2KB)
 ここでは、PICについての説明は、専門誌やPIC関連サイトにおまかせして、控えさせていただきます。ちょっとした思い付きで作成した物ですが、使ってみると大変便利なものでした。これから、使い込んでいくと色々と気づく点が出てくると思います。これが、更なるバージョンアップになればと願います。

 ※PICは、5.5V以上の電圧を加えると壊れます。特に、満充電した電池は4本で5.6V以上になる場合もありますので、ご使用にご注意ください。

戻る